AI翻訳を活用して国際対応の、窓口業務の効率化に関するユースケースをご紹介します。窓口業務における応対者と問合せ者がそれぞれ母国語でやりとりできる仕組みです。このケースでは、海外に在住したまま日本の窓口に問合せする際に、Webの画面からChat形式で、それぞれ母国語で対応できるようになっています。
新たなシステム「医療及び介護コミュニケーション支援のためのAI活用基盤構築及び教師データ」を開発(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/info/prtimes/202402/c138245_r5.shtml
Chatを通してやりとりをする際に、日本側の応対者が日本語で入力した文章を、API接続したAI翻訳を通して、自動的に相手が希望する言語に翻訳したうえで、相手側の画面に出力します。相手側は、母国語で表示されたメッセージを見て、母国語で返信を入力すればよく、その入力した文は、応対者に日本語で出力されます。このユースケースでは、国際患者対応窓口業務にAI翻訳を活用する例で、AI翻訳を活用して言語変換するとともに、窓口業務を支援するしくみと連動させて業務を効率的に進めることを実現します。
<運用イメージ>
このしくみにより、それぞれが母国語で対応できるため、言語の壁を取り払った状況で、伝えたいこと、確認したいことに集中でき、コミュニケーションをスムーズに進められます。応対者は、窓口対応業務に必要な専門性に集中して業務を遂行できるようになります。
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