情報を「つかう」「つたえる」視点で考える
AI翻訳活⽤法
株式会社エレクトロスイスジャパン
中村 哲三
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AI翻訳活用コラムシリーズ
生成AI活用シリーズ
エレクトロスイスジャパン(ESJ)ができること
ESJでは以下のようなお手伝いをさせていただきます。
- マニュアル原稿の評価と改善
- 開発部門(技術者)に対する(簡単な)ライティング指導
AI学習データとして、既存TMを使うことは最適か?
AI 自動翻訳にTM データを再利用しようとしても、その翻訳元データの内容に問題が多ければ、適切な翻訳文は生成できません。原文がわかりにくければ、誤訳されたものになるか、翻訳文もわかりにくいものしか出力されません。
翻訳できると、人が理解しやすい翻訳ができるとは同じではありません。AI 自動翻訳を活用するために、原文をしっかりと分析して、翻訳しやすい文に書き換えることが重要です。
株式会社エレクトロスイスジャパン
中村 哲三
企画運営:株式会社 情報システムエンジニアリング 協力: 株式会社 エレクトロスイスジャパン
参考資料
- Stylistic Guidelines in Localization (SGL) ISO/PWI 24620-4 中村が進める、ライティングの国際 共通規格
- ASD-STE100 Simplified Technical English (AeroSpace and Defense: ヨーロッパ航空宇宙産業界)
関連情報
- 意図通りに翻訳するための⾃社専⽤のAI⾃動翻訳(株式会社 ロゼッタ)
- 執筆時のAI活用で、翻訳しやすい日本語を作る(株式会社 情報システムエンジニアリング)