第三者が作成したドキュメントを正確に翻訳するポイント

 適切な訳語で翻訳できるようにAI翻訳の用語辞書機能を使用することです。適切な訳語の適用は、誤訳の原因を削減します。AI翻訳には、翻訳対象の文書に適切な専門分野を選択することもできますが、専門性をさらに絞り込む必要がある場合にも用語辞書機能が有効です。
 シストランには、翻訳前、翻訳時、そして、翻訳後に適用できる3つの用語辞書機能が装備されています。第三者作成の文章の翻訳では、翻訳前に適用する用語辞書と、翻訳後に適用する用語辞書が有効です。

【参考記事】SYSTRANの正規化辞書は、翻訳処理のどの段階で適用できますか?

原文に正式名称表記や略式表記が混在しているなど表記ゆれがある場合に、翻訳前に用語辞書を活用して、ソース言語での原文の表記を統一した上で翻訳することができます。翻訳後、AI翻訳の結果をターゲット言語での正しい用語に用語辞書を活用して変換します。

【参考記事】 一貫してyouを主語にした「2人称」で翻訳するための方法はありますか?

 用語辞書に登録する用語は、その言葉の翻訳結果が自分の望むものでないときに限り、その言葉の品詞が一つであり、意味が一つに固定できるときに登録することが重要です。AI翻訳の本来の性能を引き出しながら、正しい訳語が適用できます。

【参考記事】用語辞書に登録すればするほど、意図した翻訳になりますか?

新着記事のご案内

お問い合わせ

記事に関するコメント、お問い合わせをお待ちしております。
お気軽にお問い合わせください。
※株式会社情報システムエンジニアリングよりご案内させていただきます。

*)セールスに関してご返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

個人情報の取り扱いについて

  • URLをコピーしました!
目次