執筆時の生成AI活用: 仕様書から自動生成するトリセツの限界(資料編)

 「執筆時の生成AI活用:仕様書から自動生成するトリセツの限界」の検証で使用した資料を掲載します。具体的な設定内容等をご確認ください。実際にお手元で試すときにご活用いただけましたら幸いです。

 この検証では、Google Geminiのメニューにある、GeminiをカスタマイズできるGemiマネージャーを使用しております。Gemマネージャーは、無料版のGeminiからも利用できます。詳しくは、Geminiのページでご確認ください。

目次

資料1:ドキュメント品質チェックリスト

No.チェック項目なぜ重要か?IEC 82079-1関連項目(抜粋)
1安全に関する情報が、最も重要かつ最初に伝わるように配置されているか?【安全性】 ユーザーを危害から守ることは、利用者情報の最優先事項です。危険は操作の前に伝えなければなりません。3.33 安全表記
5.2.4 対象製品の安全な使用
5.3.2 完全性
7.11.2 安全に関する情報の場所 など
2専門用語が避けられ、製品を初めて使う人でも理解できる平易な言葉で書かれているか?【明瞭性】 情報は、対象読者が理解できなければ意味がありません。仕様書の言葉をそのまま使っていないかが問われます。5.2.3 対象者への指向
5.3.6 分かりやすさ
7.5 用語
7.6 頭字語,略語及び専門用語 など
3各機能が「何をするか(What)」だけでなく、「どんな目的で使うか(Why)」が利用者の視点で説明されているか?【目的志向】 ユーザーは機能を実行したいのではなく、目的を達成したいのです。目的が分かれば、操作への理解が深まります。5.2.1 一般
5.2.3 対象者への指向
5.3.6 分かりやすさ
6.2.2 対象者 など
4操作の前提となる重要な概念が、簡単に説明されているか?【理解容易性】 作り手にとっての常識は、使い手にとっての非常識かもしれません。知識のギャップを埋める配慮が必要です。5.2.1 一般
5.3.6 分かりやすさ
6.2 読者層分析及び作業分析
8.3.4 予備情報 など
5問題が発生した際の対処法(トラブルシューティング)への案内が含まれているか?【網羅性】 製品ライフサイクルには、正常な使用だけでなく、問題発生時も含まれます。ユーザーを途方に暮れさせない配-慮が不可欠です。5.2.2 製品の一部としての使用情報
5.3.6 分かりやすさ
7.10.11 非熟練者及び熟練者による対象製品のトラブルシューティング及び修理
など
ドキュメント品質チェックリスト

資料2:スタイルガイド

資料2-1)全社共通ライティングスタイルガイド
資料2-2)スマートコーヒーメーカー「Aromagic X」ブランドガイドライン

資料3:Aromagic X 製品仕様書

実際に試す場合、「Aromagic X 製品仕様書.txt」というファイルを作成し、以下に記載している内容をコピー&ペーストして保存してください。

【Aromagic X 製品仕様書】

製品名: スマートコーヒーメーカー

型番: AMX-01
定格電圧: 100V 50/60Hz
消費電力: 1200W
本体寸法: 幅180mm x 奥行300mm x 高さ350mm
重量: 4.5kg
最大水容量: 1.0L
豆コンテナ容量: 200g
通信方式: Bluetooth 5.0

搭載機能リスト:
 自動豆挽き機能(挽き目5段階)
 温度設定機能(85℃~95℃)
 抽出量設定機能
 ミルク泡立て機能
 自動内部洗浄機能

資料4:トリセツ自動作成のためのGem実行時指示

トリセツ自動生成するときに、Gemへの実行時の指示です。

このアップロードした『製品仕様書』を元に、エンドユーザー向けの取扱説明書(トリセツ)を作成してください。
作成にあたっては、『知識』として登録されている「全社共通ライティングスタイルガイド」および「製品ブランドガイドライン」を遵守してください。
専門用語は避け、製品を初めて使う人でも理解できるような、丁寧で分かりやすい文章を心がけてください。
最終的なアウトプットとして、取扱説明書の本文のみを生成してください。AI自身の思考プロセスや挨拶文、その他の余分な記述は一切含めないでください。

資料5:「Aromagic X] 取扱説明書(自動生成版)

自動生成された「Aromagic X] 取扱説明書をPDFで保存したものです。
<PDFのダウンロードはこちら>

資料6:生成トリセツを評価するためのプロンプト

あなたは、国際規格IEC 82079-1に精通した、経験豊富なテクニカルコミュニケーターです。
これから、AIが生成した取扱説明書の品質を、私が提示する【評価基準となる品質チェックリスト】に基づいて評価していただきます。
私がアップロードするPDFファイルの取扱説明書を読み込み、下記のチェックリストの各項目をどの程度満たしているかを、客観的に評価してください。

評価結果は、各チェック項目ごとに「〇(達成)」「△(一部達成)」「×(未達成)」の3段階で判定し、その判定に至った理由や、ドキュメントの具体的な問題点を簡潔に解説してください。
【評価基準となる品質チェックリスト】
・安全に関する情報が、最も重要かつ最初に伝わるように配置されているか?
・専門用語が避けられ、製品を初めて使う人でも理解できる平易な言葉で書かれているか?
・各機能が「何をするか(What)」だけでなく、「どんな目的で使うか(Why)」が利用者の視点で説明されているか?
・操作の前提となる重要な概念(例:「Bluetooth連携」とは何か)が、簡単に説明されているか?
・問題が発生した際の対処法(トラブルシューティング)への案内が含まれているか?

資料7:「Aromagic X] 取扱説明書(オリジナル版)

架空の製品、スマートコーヒーメーカー「Aromagic X」 取扱説明書(オリジナル版)
上記のリンクを参照ください。

<終わり ー 執筆時の生成AI活用:仕様書から自動生成するトリセツの限界(資料編)>

関連記事のご案内

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。
※株式会社情報システムエンジニアリングよりご案内させていただきます。

*)セールスに関してご返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

個人情報の取り扱いについて

  • URLをコピーしました!
目次