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AI翻訳活用
日本発のライティング規格に関する国際会議レポート
今回は、6月上旬から中旬にかけてドイツとベルギーで行なわれたASD-STE100 Simplified EnglishとISO TC37 Language resourcesの会議のご報告をさせていただきます。 主なトピック・出張の背景・出張の目的・ASD-STE100 Maintenance Group meeting - ASD... -
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長文も難なくMT翻訳できるが… 日本語原文の問題点2
今月も先月と同様に日本語原文の問題点を取り上げます。ここ最近の翻訳チェックの結果からの気づきを参考にしたものです。(前回記事はこちら) 主なトピック・長文の問題 - 対策1 2文に分ける - 対策2 同格の項目がある場合は、箇条書きにして書... -
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MT翻訳の実検証から見えた日本語原文の問題点
翻訳元である原文が適切に書かれていれば、当然、翻訳上のトラブルは少なくなります。「適切に書かれている」というのは、係り受けなどを含めて誰にとってもわかりやすく、誤解無く、翻訳しやすく書かれているということです。直近のMT品質チェックの中... -
AI翻訳活用
続:MT翻訳を外部文書に使用するときのご注意 (第2回)
今月は、先月に引き続いてMT翻訳を活用するときの、最近気づいた問題点をご説明します。 主なトピック・機械翻訳にかける原稿に問題はないか・長文の問題・変な日本語 機械翻訳にかける原稿に問題はないか 時々、機械翻訳されたデータを渡されて、それをポ... -
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MT翻訳を外部文書に使用するときのご注意
MT翻訳を外部文書に使用するときに注意すべき点をまとめました。 動詞を造語しない 抽象的な接尾辞を付けて言葉をわかりにくくしない ナカグロ(・)やスラッシュ(/)を安易に使わない スラッシュ(/)が区切る範囲 全角の英数字や記号を使用しない 動詞を造... -
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“first floor”って何階なの?! – アメリカ英語とイギリス英語の使い分け
"first floor"って何階なのとお尋ねしておきながら恐縮ですが、まず機械翻訳(AI翻訳)でもアメリカ英語とイギリス英語の使い分けを意識する必要があるというお話から始めさせていただきます。 アメリカ英語とイギリス英語の使い分け これまでに、日本の... -
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1文章中の主語について ~ 翻訳品質を考える前に~
機械翻訳を使って翻訳していると、何の脈絡もなしに主語が入ってきたり、その主語がほかの人称の主語と入れ替わったりします。なぜこんなことが生じるのでしょうか?「より一般的な」文章を使って、AI翻訳の問題点を実際にAI翻訳機で検証していきます。 ... -
AI翻訳活用
日本文の論理性と固有名詞 ~ 翻訳品質を考える前に ~
この二年間ほどMT翻訳のコラムを進めてきました。今回は、MT翻訳活用のポイントのおさらいをしたいと思います。 日本文の論理性と固有名詞(用語) 英文は、論理のつながりで表現しますので、日本文ではあまり気にならないような非論理的な文や論理が飛... -
FAQ
Q. 原文を翻訳しやすくするために注意することは?
A. 英文ライティングのガイドラインであるASD-STE100シンプリファイドイングリッシュでは、単語に意味的、品詞的な制限を設けることで文の意味を一義に解釈できることを追求しています。原文を翻訳しやすくするために、ほかの言語でも同様の作業が必要と... -
FAQ
Q. 文を短くすれば、翻訳しやすくなりますか?
A. 短い文が翻訳しやすいとは限りません。たとえば、以下の5語で書かれた英文を日本語に翻訳し、翻訳しやすいのか具体的に見ていきます。 [原文] Time flies like an arrow. [翻訳例] 時間は矢のような速さで過ぎていきます。ことわざの「光陰矢の如し」...